技術書展3にサークル参加しました
11月22日に秋葉原UDXで開催された技術書典3にサークル参加してきました!
忘れないうちにレポ記事を上げます。
頒布内容
Twitterでだけ宣伝してブログを書き忘れていたんですが、
- いろんな言語でライフゲーム
- Re:VIEWで本を書く本
の2冊を新刊で頒布しました。
新刊2冊というとかなり書いたみたいに聞こえますが、後者は20pのコピー本でおまけとして頒布したものです。
合わせて既刊の
- にゃんぱす!製作日誌
- 情報ガール
も頒布しました。
お品書きはこんな感じでした。
当日のブース
当日の設営はこんな感じ。
通りがかった人にお品書きが見えやすいよう立てた他、今回は決済システムが公式から出ていたので決済用QRコードも前面に出しています。
当日は超大型台風が日本を直撃するタイミングと被ってしまい、かなり厳しい天候下での開催でした。
前回も大雨だったし、技術書典が雨になるのは因果律で縛られているのでは……?
なんど歴史を修正しても技術書典が雨になってしまう。。。
— ふじよし (@Fuji_Yos) October 21, 2017
しかし台風が迫る中でも、結構な数の一般参加者が来場されていました。
ずっとブースにいたので見に行けなかったのですが、今回は整理券配布で列に並ぶ必要がなく立ち読み&休憩スペースまで用意されていたので、前回と比べてだいぶ快適に参加できたのではないでしょうか。
結果
ありがたいことに、弊ブースにもたくさんの方に来ていただくことができました。
今回は新刊・既刊合わせて4冊とラインナップがかなり賑やかになっており、立ち止まって見本誌を見てくれた方の半分くらいが2冊以上手にとってくださっていた感じでした。
購入も1冊だけのときと2冊以上のときが半々くらいの割合で、特に新刊のライフゲーム本と既刊のどちらか、という組み合わせが多かったです。
多分、実装系の話に興味がある人はにゃんぱす!製作日誌を、理論系や数学系の話に興味がある人は情報ガールを買ってくださったんじゃないかなぁと推測しています。
頒布数
最終的に、以下の部数を頒布しました。
- いろんな言語でライフゲーム(新刊): 64部
- にゃんぱす!製作日誌(既刊): 40部
- 情報ガール(既刊): 36部
- Re:VIEWで本を書く本(新刊おまけ本): 30部以上
Re:VIEWで本を書く本については、有料頒布(9部)はちゃんとカウントしていたのですが、おまけ頒布分が正確にカウントできていなかったため曖昧な部数になっています。
発注数に対する比率
技術書典2では新刊・既刊とも売り切れてしまったため、今回は冬コミや次回技術書典で既刊頒布できるだろうという強気の考えで、在庫を抱える前提の量を発注していました。
具体的には新刊100部、既刊50部を印刷し、その半分くらい売れればよいだろうと考えていたのですが、結果的には大体6~8割と想像以上の部数を買っていただくことができました。
なかでも前回50部完売した製作日誌と、前回100部完売した情報ガールの両方が、今回もこれだけ出たのは正直驚きました。
前回と一般参加者が結構入れ替わっているのか、前回リーチできなかった層に届いたのか、いずれにせよ既刊を読んでくれる方がさらに増えたのは嬉しいです。
また、Re:VIEW本はおまけ頒布のつもりで書いたのですが、意外と「立ち読みスペースで読んで買いに来ました」という人が一定数いました。
技術書典に来ると技術書が書きたくなるという話は聞くので、Re:VIEW本の需要は結構あるのかもしれません。
ともあれ、悪天候の中ブースに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
反省点
うまくいったとは言え、個人的には反省点もいくつかありました。
- ライフゲーム本は原稿がギリギリすぎ、当初予定した内容の2/3くらいしか書けなかった
- 前回の反省が活かされてないどころか、余計ひどくなった
- 技術書典4こそは計画的な原稿を……
- コピー本だからといって、Re:VIEW本を10/21の午前0時から書き始めたのはアホだった
- 割と思いつきで書き始めた
- 本当は12p本になるはずが、思ったより増えて20pになっていた
- 結局12時に書き上がってキンコーズで印刷した
- 既刊が増えたため、本を陳列するスペースが確保できなかった
- 前回は2冊しかなかったので余裕があった
- お品書きとQRコードの紙でだいぶ情報が被っており、両方出さなくても良かった
- 本の概要がわかるようになど、陳列はもっと色々工夫できそう
- QRコードは薄い紙に印刷すると、よれてしまい読み取れなくなった
- 運営から貰ったポストカードサイズのやつがなかったら死んでた
- QRコード決済の比率は高くないので、必要なときだけ出せば十分という感じ
- 宣伝をもっと考えておくべきだった
- ライフゲーム本はSQLiteとPrologの反応がよかったので、前面に出して宣伝しておくべきだった
- Re:VIEW本はそもそも刷り上がりが前日だったのでろくに宣伝できなかった
次回はこの辺を改善し、さらに多くの人に本を読んでもらえるよう頑張ります。
今後のこと
技術書典2では「手直ししてからPDF頒布しよう」と思っていたところ、燃え尽きてしまって手直しのモチベーションが上がらず、結局PDF頒布ができないままでした。
この反省を活かし、技術書典3で頒布した本は数日中に現状のままでBooth頒布を始め、手直ししたら更新してこのブログとTwitterで告知する形にしようと思います。
また情報ガールだけですがCOMIC ZINさんで委託頒布を行います。
現物は会場から預けてあるので、登録が終わり頒布が始まったら改めて記事にしたいと思います。
年末のコミックマーケットでは友人との合同サークルで申し込みをしているため、(当選すれば)今回の残部を頒布する予定です。
技術書典もおそらく春にまた開催されると思いますので、そちらでは新刊を出したいと思います。
以上、長くなりましたが報告でした。
あらためて、ブースにお越しいただきました皆様、また技術書典運営の皆様、本当にありがとうございました!