入社初日に業務外で焼きそばとチャーハンを炒めた話

2015-10-25 ゲーム

先日退職エントリに書いたとおり、ドワンゴを退職して先週の月曜から株式会社Misocaで働き始めました。
で、入社初日から業務外時間に焼きそばとチャーハンを炒めることになりました。

あ、カードゲームの話です。

そんなわけで入社日である10月19日の業務後、アナログゲームナイトへ遊びに行ってきました。
このイベントが行われている名古屋ギークバーは、Misocaの取締役である松本さん(@Dominion525)がClub Adrianaさんの定休日を使わせていただく形で立ち上げられたイベントだそうです。
アナログゲームナイトは更にそのギークバーの枠を借りて行っている形ということで、松本さんにお誘いいただいてそのまま遊びに行ってきた形になります。

内容は普通のボードゲーム会で、いくつかのテーブルに分かれてゲームをプレイし、1時間を目安にテーブルを立て直す、といった感じで3時間半程度遊ばせていただきました。
今回はアジアゲームがテーマということで、日本・中国・韓国などのゲームが多く、また秋のゲームマーケットが近いということで同人ゲームも多くありました。
以下、自分がプレイさせていただいたゲームについてつらつらと書いていきたいと思います。
焼きそばとチャーハンもあるよ!

最初に参加させて頂いた卓でやったのはTwo weiというゲーム。
@AoyaYuyさんが次のゲムマで出す予定の新作ということで、しょっぱなからマニアックなところへ突っ込みましたw

マストフォローの単純なトリックテイキングなんですが、カードは5種類のスートのみでスート内の強弱を決める数字はなし。
代わりにスート間に順繰りの強弱関係があり、これによってフォローできなかった場合に、今の親に勝つカードを出すことが出来るようになります。
これだけだと単純なゲームになるんですが、面白いのが得点の集計方法。
「各スートごとに、そのスートのカード枚数が2番めのプレイヤーだけが得点する」というシステムにより、トリックに勝ってカードを集めるか、他の人に押し付けて1位に仕立てあげるか、といった駆け引きが発生するようになっています。
ドラフトゲーにも似た渋い駆け引きの発生するゲームで、個人的には大変楽しく遊ばせていただきました。

2卓目の時間は、ちょっとお腹が空いたため卓に参加せず夕ごはんをいただきました。
ちなみにアナログゲームナイトはソフトドリンク+お菓子がフリーで、他に頼みたければ食事やお酒も頼める、という感じになっています。
今回注文したのは温玉チーズカレー。

大変ボリューミーで美味しいカレーでした。
松本さんによるとレトルトなどではなく仕込みからしっかり作っているらしく、かなり気合の入ったカレーだそうです。
他のメニューも美味しそうだったので、次回もお腹を空かせて行って食べようかと思います。
(他の卓で遊んでるプレイヤーさんには飯テロみたいになりますが)

で、カレーを食べてる最中に松本さんが技術系の方を集めてくださったため、(カレーを食べつつ)ロストレガシー(基本セットである「運命の少女」)をプレイ。
ロストレガシーは自分も持っているんですが、ラブレターのシステムを元に宝探しの要素を追加したゲームで、サクっとプレイできるのが楽しいです。
約1名、4ゲーム中3ゲームで初手即死していたのが印象的でした…w

3卓目。
満を持して、焼きそばとチャーハンを焼くゲーム、炒めてファイアーをプレイ!

このゲーム、テーブルの上にバラまいた食材カードを手に持ったフライ返しカードでひっくり返すという”>バカゲー豪快なゲーム。
上の写真は松本さんが食材をひっくり返している様子ですが、暗い中で取ったので物凄いスピード感があります。

ゲームの流れとしては「食材を2回ひっくり返す→表になってる中から2枚を手元に取って得点カードにする→山札から2枚食材を追加」という流れで進んでいきます。
カードには野菜、香味野菜、肉、主食の4種類があり、「エビは4点」「しいたけは3枚集めると18点」などそれぞれのカードで基本得点が決まっているほか、特定の組み合わせで高得点を得られる役があります。
それが「野菜+肉+ご飯」で作れるチャーハン(15点)と、「野菜+香味野菜+肉+麺」で作れる焼きそば(25点)です。
なんだこの狙ったとしか思えない役は!

そんなわけで、豚きのこ焼きそばとエビチャーハンを炒めてきました。
ちなみにこれで1位の得点だったので、焼きそばとチャーハンは普通に強かったです。

チャーハンはかなりサックリ終わったため、ロスタイムでカードライン:都市編をプレイ。

都市(というか国?)の面積などを正しい順番になるよう手札から出すゲームだったのですが、「ソマリアはフランスより大きい?」とか「ガラパゴス諸島はどれくらいの大きさ?」みたいな状況になるため地理知識云々よりは「へー、そんな大きさなのか」と楽しむゲームな感じでした。
やったことある人には「なんてったってホノルル」あるいは「なんてったって埼玉」の類似ゲーといえば伝わると思います。
面積の他にもGDPやCO2排出量なんかで遊ぶことも出来るらしく、その場合もっとカオスになるのではないかと。

ちなみにカードライン:動物編は日本語版が出ていますが、都市編のほうはまだ日本語化されていないようです。
言語依存のあるゲームではないので、英語のままでも全然プレイに支障はないんですが。

最後に、知ったかJ-POP愛好家というゲームをプレイ。
こちらも次のゲムマ新作とのことでした。

ランダムに決められた「それっぽいJ-POPの曲」をテーマに、バンドメンバーとしてトークをするという大変カオスなゲームです。
このくだらなさと面白さは文字では最早伝えられないので、ゲムマとか次のアナログゲームナイトでプレイさせてもらうといいと思います…

そんなわけで入社初日の月曜夜にアナログゲームを3時間半遊び倒し、あまつさえチャーハンと焼きそばを炒めるという、我ながら意味のわからない一日となりました。
次回以降のアナログゲームナイトも参加していきたいと思うので、名古屋のボドゲ界隈の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。