アリスと謎とくらやみの物語

2019-04-16 謎解き

先々週の金曜日の話ですが、アリスと謎とくらやみの物語という謎解きゲームをプレイしました。

アリスと謎とくらやみの物語 (画像は公式サイトより引用)

かなり面白かったので、ネタバレにならない範囲で感想をまとめようと思います。

プレイ概略

  • プレイ人数 : 1~6人
  • プレイ時間 : 90~180分

となっています。

今回は5人で遊びましたが、途中2問ほどで少し詰まったものの概ねサクサクと解いて、ちょうど2時間程度でした。

文章量も多いため、90分というのは本当にストレートで解けた場合の時間で、概ね2時間~3時間程度は見ておくほうが良さそうです。

ストーリー

LINEを通してストーリーが展開するのですが、文章量がかなり多く、展開もなかなか凝っています。

ストーリーと謎解きがしっかり繋がっているのも含めて、自宅でできる謎解きゲームの類では随一の没入感があり、非常に面白かったです。

難易度

公式サイトに「謎解きに慣れたあなたには、本作はやや簡単に感じるかもしれません。」と書かれている通り、謎解きのレベルはそこまで高くありませんでした。

小謎に「定石どおりに解ける謎」が比較的多め、かつ時間のかかるパズル的な謎が少なめ、というのがそこまで難しく感じない理由かもしれません。

初心者を交えて遊ぶには非常に良いバランスだと思います。一方で、一度に解ける謎が1~2個ずつしかないのもあり、謎解きガチ勢が3人以上いるとあっさり進みすぎて暇な人が出るかもしれません。

とはいえ大謎も含めてどれも納得感がある答えですし、ある程度の捻りもあるので、よほど高難易度謎に飢えているのでない限りは十分楽しめると思います。

コンポーネント

これもまた公式サイトを見たほうが早いですが、コンポーネントが非常に凝っています。

見ているだけでワクワクしますし、ストーリーへの没入感を高めるのにも一役買っていますね。

Visual

カードや小物の質感もよく、これでAmazonで2,500円弱というのは割安だと思います。

感想

ネタバレ抜きだとどうしてもあっさりした感想になってしまうのですが、上述の通りストーリが凝っていて没入感が高く、また謎の難易度も高すぎないため、物語を楽しみつつそこそこの謎解きに挑みたい人にはうってつけだと思います。

個人的に、物語性のある謎解きがとても好きなのですが、リアル脱出ゲームなどの時間制限のあるタイプだとどうしても解ききれずモヤッとしてしまうことが多いため、これはクリーンヒットでした。

ぜひシリーズ化して、今後も同じ形式の謎解きゲームを出してほしいところです。