RubyKaigi2019に参加しました

2019-04-20 イベント

というわけで、昨日の記事をドリンクアップのLT中に更新したんですが、閉会したので改めて。

RubyKaigi 2019 に参加してきました!

RailsDMと違って、こちらは登壇なしの一般参加だったので気楽に行って楽しんできました。

📆 スケジュール

自分の聞きに行くセッションや参加するドリンクアップはesaの記事にまとめて管理していました。

スクリーンショット 2019-04-19 13.30.57.png (334.3 kB)

今回のRubyKaigiは4トラックだったため聞きたいのが被っていることが多く、どれを聞きに行くか迷う時間帯が多かったです。

また会社ノベルティとして、メンバーが各自の勤務先ごとのご当地ステッカーを配るfindmisocaというのをやっていたため、休憩時間帯も特定の場所にいるようにするなどしていました。

2日目にLTしたのも合わせて、これまでと比べてだいぶ密度が高いRubyKaigiになったかなと思います。

👨‍🏫 セッション

Ruby 3で型が入るのと3倍早くするという絡みからか、静的解析や関数型っぽいトークが多く、Rubyっぽさはおいておいて個人的にそのあたりで気になったトークが多かったです。

型の話

一番気になったのは以前からStripeが開発しているSorbetの話でしょうか。

https://sorbet.run/talks/RubyKaigi2019/ からスライドを見られます。

Stream社内だけではなくいくつかの企業がすでにオープンβに参加しており、ソース公開が夏に予定されていたりドキュメントが公開されたりと、かなり開発が進んでいるようです。

@mametterさんの発表では型レベルでの実行による型推定の話があり、こちらも型ファイルを書いていく作業が軽減できそうで面白い話でした。

静的解析の話だと思って聞きにいったのですが、手法的には動的解析とかフロー解析の範疇のほうが近そうな感じでした。

A Type-level Ruby Interpreter for Testing and Understanding from mametter

soutaroさんの話は、「型定義言語の定義大変そう…」と思いながら聞いていました。

ruby-signatureのリポジトリが公開されていて、build-inオブジェクトのrbi定義も書かれているので、あとで目を通して見ようかなと思います。

パターンマッチ

型の話以外では、パターンマッチが入る話がとても嬉しかったですね。

会期中も 少し遊んでみていたのですが、帰ってからしっかり触ってみたいと思います。

代数的データ型っぽいのをいい感じに作れるモジュールが欲しくなるなぁ。

Serverless

あまり事前にチェックしていなかったやつの中では、Ruby Serverless Frameworkのセッションが面白かったです。

おおむねRuby on Jetsの紹介だったのですが、Railsと同じ書き方でサクッとServerlessにできるのは結構驚きました。

会社のアプリだとでかすぎて厳しい気がしますが、個人的に小さめのアプリでサクッと試してみたいですね。

その他

正直面白いセッションがありすぎて紹介しきれない…

自分のTwilogで割と実況しながら聞いてたので、ネタ系とかはそちらから拾っていただけると…

🍻 ご飯 & お酒

昨日の記事 でも書いたんですが、なんか規模がおかしかったですね。

昼は屋台が出てるし。

夜は商店街貸し切るし。

今回はドリンクアップや朝食などで色々な方とお話できて楽しかったです。

これまでだと知り合いと話してることが多かったのですが、今回は知り合い以外や海外の方とお話する機会も多く、少しコミュニティが広がった気がします。

あと英語をちゃんと勉強しないとなと思いました。(いつも思っただけで終わるんですが)

その他

ちょっといろいろもらいすぎて載せきれないんですが、ノベルティをいっぱいもらいました。

スポンサー各社様に多謝🙏

また個人的には@ken_c_loさんに色々お世話になって助かりました。

esaの埋め込みがうまく動かない相談をフィードバックから送ったら、ハッキングスペースにいるって返ってきたのが面白かったです。

まとめ

総じて、例年以上に楽しめたRubyKaigiだったと思います。

運営の皆様、発表者の皆様、また参加者の皆様、本当にありがとうございました!

次は長野県松本ということで、そちらでお会いしましょう👋