Programming Partyの紹介

2019-09-16 イベント

池袋サンシャインシティで来週9/22(日)に開催される技術書典7にサークル参加します。

技術書典への参加は技術書典4以来なので結構久々ですね。

場所はえ24Cです。 3F入り口から正面の壁沿いですので、ぜひ遊びに来てください。

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💻 Programming Party

さて、技術書典7ではプログラミングゲーム「Programming Party」を頒布します!

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同人誌(冊子とは言っていない)……

いや、ちゃんと本も頒布するんですが、今回はカードがメインですね。

ぱっと見ではカードゲームっぽいですが、このカードだけでは遊べず「カードで決まった仕様に沿ってプログラミングする」ゲームになっています。

今回はこのゲームの概要を紹介していきたいと思います。

🎲 遊び方

すごくざっくりいうと、「1から100までをそのまま出力する」というプログラムに、どんどん仕様を追加していくゲームです。

最初は「基本のルール」と書かれたカードだけが有効な状態で始まります。

00_基本ルールカード_compressed.png (1.4 MB)

2種類ありますが、まぁそんなに大差はないです。

で、ここに加わる仕様カードがこちら。

00_仕様カード_compressed.png (1.3 MB)

文章が中途半端になっているし、下側には横倒しになった謎の文字や数字が並んでいますね。

この仕様カードは、2枚を組み合わせることで実際の仕様が決まるようになっています。

00_基本ルールカード_指標_compressed.png (954.4 kB)

こうすると枠が繋がって「nが3で割り切れるならばFizzに変換する」という文章になります。FizzBuzzのFizzの方ですね。

こんな感じで、ゲームごとに異なる仕様が出てくるようになっています。

仕様変更カード

基本的には仕様がどんどん加わっていくのですが、なかにはルールを大きく変えてしまうカードもあります。

まずは基本ルールを変えてしまうカード。

00_Rule Changeカード_compressed.png (1.3 MB)

これまた変な見た目をしていますが、これは「基本ルールカード」に重ねて基本ルールを書き換えてしまうカードです。

00_Rule Changeカード_重ね方_compressed.png (1.8 MB)

こんな感じで、ルール文章を書き換えてしまいます。 入力の範囲が増えたり、変換ルールを適用する順序が変わったりと、プログラムを大きく書き換えなくてはならなくなるわけですね。

また別のカードとして、仕様変更カードがあります。

00_Rule Changeカード_仕様の変更_compressed.png (669.8 kB)

こちらは「それまで置かれた仕様を一気に変更するカード」です。

仕様カードと指標カード(下においたカード)の組み合わせが変化するので、やはりプログラムの大幅な書き換えが必要になります。

こんな感じで二転三転する仕様を頑張ってプログラミングするゲームとなっております。

もしもっと詳しくルールが知りたい! という方はルール説明ページをご覧ください。

🎴 カード紹介

個人的に面白くできたと思うカードを何枚か。

10_7セグメント_compressed.png (1.4 MB)

7セグメント表示でひっくり返して自分自身になる数字(11とか69とか)のときにだけ指定文字列に変換します。

「ひっくり返す」という処理をどう実装するかが鍵になりそう。

11_二次方程式_compressed.png (1.4 MB)

くっつく数字で方程式が変わり、その解を求める必要がある仕様カード。

解の公式を使ってもいいですが、もっといい方法があるかも……?

12_テンパズル_compressed.png (1.4 MB)

いわゆる「テンパズル」を解く必要がある仕様カード。

まずテストケースを考えないと、正しく実装できてるかの判定も難しい……

📢 宣伝

そんなわけで、おそらく他にない「プログラミングをするためのカード」というジャンルになっています。

興味があったら技術書典7え24Cを今すぐサークルチェック!

当日はカードを触れる状態で展示するので、気軽に遊びに来てください!